多摩川河川敷でただ自分のためだけに思いっきりギターを弾いてきた

ギター

一昨年の9月に買ったギターをしばらく大音量で弾いていなかったので、多摩川の河川敷で思いっきり弾いてきました。外出自粛やテレワークによる運動不足解消のためにぶらぶら歩いて行こうかとも思ったのですが、試しにギターを背負って自転車に乗ってみたら乗れたので、そのままゆっくり向かいました。

あらかじめ探しておいた場所へ

練習できそうな場所はこの前のサイクリングであらかじめ探しておきました。行ってみると幸運なことに誰もおらず、辺り一帯を占領することができました。

大きな音で弾ける喜び

河川敷に着くやいなや弾き始めました。普段は狭いマンションの一室で、隣近所に遠慮しながら小さい音で弾いていて、すっかりそれに慣れてしまっているので、力いっぱい大きな音で弾くと自分でも違和感を覚えます。しかしこれが本来の姿。ギターにとっても良い効果が得られます。余談ですが、初心者ほど思いっきり弾いた方がいいと思いますね。その方が上達も早い気がします。

屋外で弾くデメリットは、風の音や車の騒音がある一方、反響は無いので、小さい音が聞き取りにくくなることが挙げられます。フィンガーピッキングだとかなり厳しい。まあフィンガーピッキングは自宅でもできるので、あえて河川敷でやらなくてもいいんですけどね。

記念に1曲だけ録音

多摩川河川敷ギターのデビューを記念して、1曲だけスマホで録音しました。下田逸郎さんの「緑の匂い」を、六角精児さんがNHKの「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」という番組で歌っているのを聴いて気に入り、耳コピしてありました。


自分で言うのも変ですが、河川敷で弾く緑の匂いは景色とも合っていて風情がありました。この曲は、前述の番組で六角さんが地方ローカル線に乗って、ワンカップ酒をグビッとあおるときに流れると効果抜群で、さらにいい感じに聞こえます。

ちなみに、この番組では訪れた各地の飲み屋で一杯やるシーンもあるのですが、そのとき流れるのが「お父さんが嘘をついた」という名曲。これもコピーを考えたことがありましたが、この歌詞は六角さんしか歌えないんじゃないかという気がして未だ手をつけていません。特に2番以降の歌詞が秀逸です。

あったほうがいいグッズ

初めての河川敷ギターで学んだこともありました。帽子や水の他に「あった方がいいグッズ」としては、


あたり。どちらも歌詞とコードを書いたノートを見ないなら不要なグッズですが、暗記力が乏しい僕には必要です。ダブルクリップは風でページがめくれるのを防ぐため。台はノートを見やすくするためです。

なお、屋外ではスマホの画面がほとんど見えないので、ローテク頼りでノートか印刷物を持参するのが良いです。

弾きたい曲は決めておいた方がいい

それともう1つ学んだのは、弾きたい曲をある程度決めてリストアップしておいた方がいいということ。自宅での練習と違い、時々刻々と変化する天候や周囲環境に起因する時間制限があるので、次に弾く曲について迷う時間をなくしたいと思いました。

想像以上に面白かった

誰かに指図される訳でもなく、また誰かに聴かせる訳でもなく、ただ自分のストレス解消のためだけに弾きたい曲を思いっきり弾くという行為は想像以上に面白かったです。次回はハープも吹いてみようと計画中。これもマンションではできないので、貴重な場となること間違いなしです。

 

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