一般的な帽子の買い替えサイクルがどれくらいなのか分かりませんが、1年未満というのはあまりにも短いように思います。昨年4月に購入したニューエラのキャップがひどい汗染みにやられてしまい、これはこまめに洗わなかったツケが回ってきた結果で、自業自得と言えばそれまでなのですが、捨てるにはもったいないし何とかしたいと思い悩んでいました。
もちろんプロにお願いすればしみ抜きくらい簡単にできるのでしょうけど、技術料やら送料やらを考えると新しいキャップを買ったほうが安いかもしれません。というわけで、どうせ捨てるなら自分でやってみようと考え、ネットの情報を頼りに試行錯誤してみました。
ぬるま湯+エマールで挑戦
まずはエマールを混ぜた42℃くらいのお湯に1時間ほど浸け置きしてみました。おしゃれ着洗いの代名詞とも言えるエマールなら、キャップ本体の色は落ちることなく汗染みだけが抜けるだろうと期待しました。
ところがこの対決の勝者は汗染みでした。浸け置きに要した1時間が帳消しにされるほどの圧倒的な存在感。試しに使用済み歯ブラシでこすってみるも、まるで歯が立たない結果となりました。
やはり、これはもう捨てるしか無いのか・・・と諦めかけたそのとき、1本のスプレーが視界に入りました。
重曹の激落ちくんで再挑戦
そのスプレーとは、浴室掃除用に買っておいた激落ちくん(重曹+アルカリ電解水)。ずいぶん前に購入して、数回使ってからは登場の機会なく奥の方で眠っていました。
いわば背水の陣で汗染み目掛けてスプレーを噴射し、待つこと5分。恐る恐る歯ブラシでこすってみると、なんと見る見るうちに汗染みが目立たなくなり、ついにはほとんど分からないレベルにまで消えてなくなりました。しかも嬉しいことにキャップ本体の色落ちもありません。さすが激落ちくん。「名は体を表す」とは激落ちくんのために作られたことわざかもしれません。
アルカリ電解水が勝利のポイント
あと付けで仕入れた知識として、皮脂汚れ(汗染み)に対する効果はアルカリ電解水が最も強く、次いでセスキ、重曹の序列なのだそうです。今回使用した激落ちくんには重曹とアルカリ電解水が含まれているため、頑固な汗染みにも勝つことができたという理屈のようです。
※品物によっては効果が無かったり、品物本体の色落ちが発生したりすることがあるかもしれませんので、お試しの際は自己責任でお願いします。
今後は頻繁に洗っていきたい
この激落ちくんがあれば汗染みに勝てることが分かったとはいえ、今後は頻繁に洗っていきたいと思います。4,000円くらいするキャップなので、1,000円/年として4年は使いたいところです。