昨年3月26日の開業以来ずっと乗りたかった北海道新幹線にやっと乗ることができました。はやぶさ13号で東京駅から新函館北斗駅へ向かい、在来線で函館駅へ。トータルで5時間近く電車に揺られると、本当に「はるばる来たぜ」という感覚になりました(下写真の手前の車両がはやぶさ13号)。
新函館北斗駅でバタつく
新函館北斗駅では乗り換え時間が短く、函館ライナーへの乗り換えで10分、普通列車で19分。新幹線下車後、東京から乗ってきた車両の写真を撮ったり、改札を出て駅舎の写真を撮ったりしていたらあっという間に時間が無くなり、急いで切符を買って在来線ホームへ行き、なんとか一両編成の普通列車に乗ることができました。
恐らく17年ぶり2度目の函館
人生2回目の函館。前回訪れたのは随分前のことなので記憶が定かではないのですが、当時は友人の実家に泊めてもらったことは覚えています。車で移動したので函館駅は今回が初・・・のはずです。綺麗な駅舎でした。
夜の街へ繰り出す
前回は友人宅でごちそうになったので、函館市内の夜の街(飲み屋系の)へ繰り出すのは今回が初めて。ホテルで合流した地元のMさんに案内していただき、良いお店ばかりを5軒も回ることができました。函館の繁華街は函館駅前より五稜郭方面であることも知らなかったので、その意味でも案内が助かりました(昔は函館駅前が繁華街だったらしい!?)。
1軒目のはる鮨では毛ガニやお寿司を堪能。カニはやっぱり毛ガニが一番美味しいですね。すべて丁寧に身がほぐされていたので、ミソも含め手を汚すことなく食べられました。お寿司はどれも美味しく、中でもニシンの握りが最高でした。名物のイカが食べられなかったのは残念でした(前日の暴風雨の影響で未入荷だった!)。
4軒目の酒KUREでは、初めて紫アスパラを生のまま食べました。エグミは一切無く、むしろ甘みがありました。それと、半生状態の鮭とばは絶品でした。分厚い切り身だけど柔らかく、皮目はコリコリした歯ごたえがあり、スモーク香もしっかりある。これも初体験でした。
翌朝はどんぶり横丁市場の茶夢へ
翌朝は函館朝市のどんぶり横丁市場にある茶夢へ。前夜にお寿司屋さんで紹介してもらったお店だけに、海鮮丼が美味しかったです。どんぶり物の他に小皿がたくさん付いてきて、お値段以上のお得感もありました。体調がもっと良ければ(前夜の深酒が原因)、鱈の三平汁にも挑戦してみたかったです。ご飯を少なめにしてもらい(でも多かった!)、しっかり完食しました。昨夜縁が無かったイカも食べられました。
茶夢を出てから函館駅へ戻る途中、時間があったので少し海の方へ散歩してみると、遠くに函館山、港には旧青函連絡船の摩周丸が見えました(現在は青函連絡船記念館)。前回来たときは車で函館山に登り、男2人で夜景を見たことを思い出しました。なお、このあと乗車した札幌行きスーパー北斗では約4時間のうち3時間は爆睡でした。
北海道新幹線は想像以上に良かった
本州と北海道間の移動には、飛行機(空路)、船(海路)、鉄道(ここでは強引にも陸路とする)による3つの方法があるわけですが、唯一未経験だったのが「陸路での本州から北海道への移動」でした。今回それが叶ったことは、自分にとって特別な思い出となりました。
奥津軽いまべつ駅から青函トンネルまでの間、青函トンネルの歴史を伝える車内アナウンスがとても立派なもので、このこともまた特別な思い出に花を添えてくれました。それともう1つ、青函トンネルを抜けて北海道へ上陸し、木古内駅へ向かう道中、新幹線の車窓から津軽海峡が見えたことも感動的でした(A席にしてよかった)。
いつかグランクラスで・・・
4時間17分の長丁場ということと、旅行気分を助長させる意味で、今回は少し贅沢をしてグリーン車にしました。モバイルSuicaで買うと少し安くて28,520円。これがグランクラスだと36,740円に跳ね上がります(ちなみに普通席は20,630円)。でもいつか乗りたいですね。
来年の6月で30代を卒業するので、それを機会にするのも良いかなぁと思っているところ。前述のとおり北海道新幹線は予想以上に良かったので、前向きに考えたいと思います。
夜の街を案内してくださったMさんを始め、いろんな人のおかげで大変充実した函館旅行となりました。写真もたくさん撮ったし、絶対忘れることはないでしょう。お世話になったみなさま、ありがとうございました!