6日(土)から2泊3日で札幌へ遊びに行ってきました。自他共に認める雨男の自分には珍しく、天気予報はずっと晴れで、実際に当日の東京と札幌は快晴でした。これはツイてる!と思ったのも束の間、神様は晴天に浮かれる雨男に試練を与えたのでした(まさに青天の霹靂)。
いよいよ出発!と思いきや、まさかの大遅延
本当なら12:30羽田発の便で札幌へ向かうはずでした。ところが、待てど暮らせど搭乗が始まらない。数回に渡る不明確・不明瞭なアナウンスの末に判明したのは、使用予定の機体がバードストライクにより使えなくなり、替えの機体を準備する関係で出発が14:50に変更されるという驚愕の事実。計画していたこの先の予定が音を立てて崩れ落ちた瞬間でした。
この1日前(5日)には新千歳空港で女性客が保安検査場をすり抜けるという大事件が起こったばかり。自分の運気はせっかく上がり調子なのに、新千歳空港の運気がダダ下がりな気がしてなりませんでした。
JALからお詫びの品を頂く
この大遅延に対し、JALからはお詫びの品として1,000円分のお食事券が配られました。しかし時間柄すでにビーフカレーを昼食にしていた僕にとって、いまさらお食事券を貰ってもあまり嬉しくありません。しかも使えるのは羽田空港ターミナルの店舗だけで、有効期限は本日限りという融通の利かなさ!使わないのはもったいないからもちろん使うけど、さてどうやって使おうか非常に悩みました。受け取った側がこれほど頭を悩ますお詫びの品もなかなか珍しいのではないでしょうか(皮肉)。
ピタヤボウルにたどり着く
ほぼ満腹状態で考えた末にたどり着いた答えは、ISETAN HANEDA STORE CAFEにありました。普段なら絶対に注文しないであろうピタヤボウル(900円)を、ここぞとばかりに注文してやりました。
ピタヤとはドラゴンフルーツのこと(だそうです)。このピタヤボウルはアサイーボウルの次に海外セレブの間で話題なんだとか。僕にとってはこれで900円という値段こそがセレブ級なわけで、それはもうありがたく頂きました。
表現のしようがない味ではありましたが、思ったより酸味が弱く、むしろ甘みが強くて、でもサッパリしていて美味しかったです。概ね満腹状態における1,000円のお食事券の有効利用先としては、我ながら完璧なチョイスだったと思っています。
結局2時間半遅れで札幌へ出発
ピタヤボウルを初体験した後はいつものラウンジで時間を潰し、最終的には2時間半遅れの15時発となりました。本当なら2時間半も早く札幌に到着していたはずなのに・・・と思うと複雑でしたが、他の人たちも遅れたわけだし、遅延の原因がバードストライクなので、運が悪かったと言うしかありません。
こういうときはマイナスに考えてもつまらないので、逆にピタヤボウルに初めて出会え、海外セレブの仲間入りを果たす機会に恵まれたとプラス思考に切り替えました。その甲斐あってか、札幌での2泊3日は大変有意義なものとなりました。中でもノルベサの観覧車に乗り、香州で一杯飲むという2つの初体験は、過去何十回と札幌を訪れている僕にとって特筆すべき出来事でした。