2020年から初めたふるさと納税は、最初の頃こそ高級肉だの魚だのを返礼品として選んでいましたが、大体が冷凍品なので解凍が面倒だったり言うほど美味しくなかったりと、だんだん飽きてしまいました(うなぎとシャインマスカットは飽きませんが)。
そこで、簡単に食べられて、かつ美味しそうな返礼品を探した結果、福岡県飯塚市の返礼品「鉄板焼ハンバーグ」にたどり着きました。
鉄板焼ハンバーグを選んだ理由
昨年のふるさと納税では、佐賀県唐津市の返礼品として「老舗肉屋の特上ハンバーグ」をいただきました。このハンバーグは本当に美味しくて、公式に推奨されている柚子胡椒を付ける食べ方が病みつきになったのですが、「凍ったまま焼くので時間がかかる&若干面倒くさい」という問題がありました。
この経験を活かし、同じハンバーグでも湯煎のみで食べられるものなら簡単で良さそうだと思い、この条件は絶対譲らないものとして評価の高い返礼品を探しました。そしてたどり着いたのが福岡県飯塚市の鉄板焼ハンバーグだったというわけです。なお、寄付額は10,000円、返礼品のハンバーグは20個入です。
ちなみに、この返礼品は入金から16日で届きました(早い!)。一方、唐津市のハンバーグは超人気のためか入金から4ヶ月半もかかったので、これから寄付する方は覚悟してください。
湯煎15分の手軽さが嬉しい
さっそく食べてみようと冷凍庫から取り出すも、特にこれと言って調理は必要ありません。この鉄板焼ハンバーグは沸騰したお湯に袋ごと15分間入れておくだけで自動的にできあがります。焦げることはないし、生焼けで失敗することもありません。何より油を使わないので鍋を洗う手間も最小限で済みます。
求めていたとおりの手軽さを実感することができました。これは単身者から大家族まで、あらゆる現代人の味方になってくれることでしょう。
あふれだす肉汁!
箸を入れてみると簡単に切ることができて、ハンバーグの柔らかさ(ふわふわ感)がよく分かります。と同時にあふれだす肉汁。牛スープで煮込んだデミソースが絡んでご飯が進みます。察するに、きっとパンにも合うことでしょう。バゲットのようなハード系のパンとの相性を確かめたいところです。次回は目玉焼きやチーズをトッピングしてみます。
切手不要の返信用封筒が嬉しい
飯塚市から届いた受領証明書等が入った封筒には、自分で作るタイプの返信用封筒も入っていました。しかも切手不要の一番嬉しいタイプのものでした。
他所の自治体の中にはワンストップ特例制度の申請者に切手の自己負担を強いてくるケースや、そもそも返信用封筒が同封されてこないケースもあるので、飯塚市の対応には好感しかありません。こういう親切な自治体にはまた寄付したくなりますね。
福岡県飯塚市とは?
ところで、福岡県飯塚市とはどんなところでしょうか。福岡県には何度も行ったことがありますが、飯塚市は未踏の地。返礼品目当てで寄付するとしても、一応どんなところなのか知っておきたいと思い、寄付前に市のウェブサイトを覗いてみました。
市の概況によれば、平成18年3月26日に1市4町(飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町)が合併してできた新しい市で、福岡県のほぼ中心に位置し、人口(約12万6千人)は福岡県内で4番目に多いとのこと。中核都市としての役割を担いながらも周囲を山々に囲まれ、さらに公園も多くあるなど、都市機能と自然が調和した様子が感じられました。今回の寄付金は、自然の存続のために使っていただければ幸いです。