2012年から見続けている二ヶ領用水の桜。今年は久地円筒分水から溝の口方面へ下る形で見てきました。今日2日は気象庁が東京の桜の満開を発表しましたが、都内でもまだばらつきが大きいし、二ヶ領用水沿いでも満開の木と蕾の木が入り交じる状態でした。久地円筒分水の桜も3分咲きくらいでした。
過去5年間で最も遅い開花状況
過去5年間に渡る二ヶ領用水の桜の開花状況は次のとおり(自分調べ)。今年は過去5年間で最も遅い開花状況です。やはり寒いということでしょうかね。
- 2012年:4月10日でほぼ満開
- 2013年:3月24日でほぼ満開
- 2014年:4月6日で満開を少し過ぎたくらい
- 2015年:3月28日で8分咲き程度
- 2016年:4月3日で8分咲き程度
濃いピンクの桜が綺麗
二ヶ領用水沿いには数種類の桜の木があるようで、大きく分けて白い桜、薄ピンクの桜、濃いピンクの桜の3つが見られますが、僕は濃いピンクの桜(八重桜?)が一番好きです。写真映えもするし、特に青空とのコラボレーションは強く春を感じられます。
二子新生橋の桜は今が見頃
二子新生橋付近の桜は8分咲きくらいで、今が見頃でした。この辺りの桜は花びらが細いタイプで、枝も細いので少々迫力に欠けます。枝垂れ桜でしょうかね。でも色が濃いピンクなので見栄えがして綺麗でした。
平成橋の桜は1分咲き
一方、平成橋の桜は1分咲き程度で、満開にはまだ時間がかかりそうでした。今週の気温次第では次の土日でも満開にならないかも!?そうなると本当に遅い開花となりますね。でも二子新生橋付近の桜との時間差で2度楽しめるのは嬉しいことです。
「団子より花」の人にオススメ
「都内有名スポットの桜もいいけど、二ヶ領用水の桜もなかなか見事なものだな」と、また今年も思いました。見物人は少ないし、出店も無いから静かだし、じっくり桜を見られる環境が整っています。団子より花の人には二ヶ領用水の桜はオススメですよ。狭くて浅い用水だけど大きな鯉が泳いでいるのも面白いし、2013年にはナマズも見かけました。このような環境がこれからもずっと守られてほしいものです。