若者のテレビ離れが報じられる一方で、おじさんにとってのテレビは生活必需品の1つであるわけですが、その重要な家電が約9年9ヶ月の時を経てお亡くなりになりました。音声は出るが映像が映らない。これではもはやテレビと呼べません。想定外の出費は痛いと思うも、おじさんなので背に腹はかえられず、ヨドバシ.comへ駆け込みました。
新しいテレビは、TOSHIBA REGZA 40M510X
実は壊れたテレビもTOSHIBAのREGZA(32H3000)でした。昨今の東芝は良い話を聞きませんが、テレビの性能は高いと信じていて、今回もまたお世話になることにしました。
今回の買い換えでこだわった点は、なんと言ってもW禄でした。M510Xは2つの異なる番組を録画しながら別の番組を視聴できます。これが本当に便利。いままでの不便が解消され、まさに溜飲が下がりました。
ただし、録画するにはUSBで接続するタイプの外付けHDDが必要になります。僕はアイ・オー・データのEX-HD3CZを買いました。容量3TBで1万円以下はお買い得。テレビと共に3月3日から使っていますが、まったく問題なく録画と再生が出来ています(ちなみに、32H3000の内蔵HDDは300GBでした)。
9畳間にちょうどいい40インチ
壊れた32H3000は32インチで、今回購入した40M510Xは40インチ。しかし32H3000と比べて40M510Xは枠が圧倒的に細いので、外寸での幅は約100mmしか変わりません。高さと奥行きに関してはむしろ低く、薄くなりました。よって8インチアップでも違和感が無く、狭い我が家に早くも馴染んでいます。
重量と消費電力についても軽量化と省エネ化が図られていて、32H3000が18.9kg、178Wに対し、40M510Xは13kg、115Wと、いずれも60%以上も削減されています。
YouTubeやAmazonビデオも視聴できる!
40M510Xは無線LANでインターネットに接続できます(もちろん有線LAN接続も可)。こうすることで簡単にYouTubeやAmazonビデオが視聴できる他、TSUTAYA TVやdTVなどにも対応します。ちなみに、この記事に貼り付けている画像はすべてYouTubeの4K動画です。分配器やケーブル類は4K未対応品を使っていますが、一応4K対応のテレビなので映像はものすごく綺麗です(花火の映像は長岡花火のフェニックス)。
技術の進歩を感じた
最新のテレビ事情に触れ、とにかく技術の進歩を感じました。テレビの本質である映像の質は向上し、音声も聞き取りやすくなったように思います。番組表やデータ放送の操作性も格段に向上しています。それでいて軽量化と省エネも抜かり無し。また、値段についても素晴らしく、32H3000より40M510Xの方が安いのには驚きました(購入時の価格で比較)。
想定外の出費が痛いことは事実ですが、これだけ違いがあると買い換えられたことが嬉しくも思えます。32H3000は就職した年の6月に購入した初めての液晶テレビで、思い出がたくさん詰まったテレビでした。これからその想いは40M510Xに受け継がれていきます。
追記:2022/07/02
2週間くらい前から「USB端子の電源容量を超えました。接続機器をはずし本機の電源スイッチで電源を切り、もう一度電源をいれてください。」というエラーメッセージが表示されるようになり、説明書どおりにリセットしてみても改善されず、外付けHDDに録画した番組も見れないという最悪な状態になりました。REGZAのサイト経由で問い合わせると、基板の交換修理が必要とのこと。保証に入っていないので、修理費用として36,740円を支払うことになりました(高っ!)。
それでも幸運なことにすぐ修理対応していただき、先ほど復旧しました(HDDは初期化され、まだ見ていなかった番組はすべて消えました)。購入から約4年しか経っていないのに壊れるなんて品質的に貧弱だなと思ってサービスマンの方に聞いてみると、韓国のLGの部品を使うようになってから製品寿命が短くなっているらしいです。液晶の寿命も10年持てば良い方だとか。次回故障したら新品に買い替えることにします。それにしても想定外の痛い出費となりました。