向ヶ丘遊園でかつて活躍したモノレールの廃線跡をポタリングしてきた

ポタリング

中華屋さん経由で二ヶ領宿河原線を探索した後、ふらっと向ヶ丘遊園へ行きました。駅周辺は何度も訪れていますが、なぜかいままで気づかなかった遊歩道をコメダ珈琲店の近くに見つけたので急遽立ち寄ってみました。なにやら五ヶ村堀緑地と言うそうで、こちらの水路図にも五ヶ村組合用水がありました。

五ヶ村堀緑地

モノレール跡地に作られた遊歩道

五ヶ村堀緑地は、かつて小田急の向ヶ丘遊園駅と向ヶ丘遊園正門駅(現在の藤子・F・不二雄ミュージアムの辺り)を結んでいた向ヶ丘遊園モノレール線の廃線跡地に作られた遊歩道なのだそうです。実はこの記事を書くまで、僕はこの辺りにモノレールが走っていたことを知りませんでした。2001年2月に廃線となるまで、30年以上に渡り地域密着型の交通手段として活躍したモノレール。YouTubeの動画を見ると、まさに驚きの連続。こんなところに橋脚があってモノレールが走っていたとはなんて異質なのでしょうか。一度でいいから乗ってみたかった!

余談ですが、この動画の3:20辺りに映る日産プリンス神奈川は、恐らく僕がたまに行くらーめん和屋本店の隣にあるディーラーだと思われます(和屋は移転されて営業中です)。他にも思い当たる景色が映っていて、1時間くらい何度も見返してしまいました。本当に貴重な動画です!

五ヶ村堀緑地に垣間見る藤子・F・不二雄の息吹

五ヶ村堀緑地はとても短い遊歩道ですが、短い中にも藤子・F・不二雄による往年のキャラクターたちが散りばめられており、行き交う人々を楽しませてくれます。

こちらはキテレツ大百科のコロ助。

コロ助

パーマンもいました。ちなみに、写真奥の車道にも、かつてモノレールの橋脚があり、モノレールが走っていました(ということが先のYouTubeの動画から分かりました)。

パーマン

パーマンの背後にはパーマン2号(ブービー)も。オバケのQ太郎もいましたが、うっかりしていて撮影し忘れました。

Escape Airとブービー

小川も流れています。なお、この遊歩道の下を二ヶ領用水の分水が流れているようです。暗渠化されているわけですね(そもそもモノレールの橋脚を造るために暗渠化したのかも?)。

Escape Air 2013

下流側には古い水門もありました。もはや機能していないようでしたが、なかなか味があるのでこのまま残しておいてほしいです。

Escape Airと水門

水を堰き止めるのは粗末な板っぺら1枚。

水門

モノレールを意識したポタリングをしたい!

思いがけずモノレールの存在を知った今回のポタリング。向ヶ丘遊園は近いので、これからも訪れる機会がたくさんあるでしょう。今後はよりモノレールを意識したポタリングをしたいと思いました。当時と現在の写真を見比べるのも面白そうです。それにしても、本当に一度でいいから乗ってみたかったな、モノレール!

 

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