先の三連休にグランツリー武蔵小杉へ臨時出店していた新丸子のパン屋さん「ブーランジェリー・メチエ」で、5種類のパンを買ってきました。そのうちの1つ「よもぎあんぱん」は前回の記事で取り上げたとおり。他4種類のパンも大変美味しかったので、この記事でまとめることにします。
リンゴとナッツのパン(クロッカン・ポム)
1つ目は新作のリンゴとナッツのパン。グランツリーで先行販売中ということで買ってみました。パンと言うよりスイーツですね。残念ながらクロッカン特有のカリカリ感はほぼありませんでしたが、ジューシーで柔らかいリンゴとナッツがよく合いました。余計なクリームが入っていないのが良かったです。
バナナとナッツのパン(ノワゼット・バナーヌ)
ベーグルっぽいけどベーグルじゃない(?)、小ぶりだけど食べ応えのあるパン。その名のとおりバナナの香りとヘーゼルナッツの相性が抜群でした。食べ終わってから「少し温めて食べてみればよかった」と後悔。リピートしたいパンでした。
イチジクのパン(フィグ・エ・ゴルゴンゾーラ)
こちらも新作として先行販売中のパンでしたが、買った理由は単にイチジクが好きだからです。パンの形がイチジクのようになっている遊び心にも惹かれました。ハード系のためかなり食べ応えがありました。しかも嬉しいことに中にはイチジクがたっぷり!ゴルゴンゾーラは正直感じられませんでした。これもまた、できることならリピートしたいパンでした。
ピーナッツクリームのパン(ピーナッツサンド)
最後はピーナッツクリームのパン。実はこのパンは味が想像できるので購入を迷ったのですが、メチエの人気商品とのことで買ってみた次第です。
生地に黒ごまがたくさん練り込まれていて、噛むほどにごまの香ばしさが感じられます。特筆すべきはピーナッツクリームにカリカリのピーナッツがそのまま入っているという贅沢な仕様。これはもう粗挽きの域を遙かに超えています。個人的にはピーナッツクリームがもう少し甘い方がいいなと思いましたが、ごま香との相性を考えると上品な甘さの方が良いのかもしれません。というわけで、結果的に買って良かったパンとなりました。素人考えの勝手な味の想像はダメですね。
すべて美味しかったメチエのパン
よもぎあんぱんを含め、今回購入した5種類のパンはすべて美味しいものでした。しかもただ美味しいだけでなく、納得できるパンでした。作り手の意図や思想が理解できない奇妙なパンに出会うことも少なくない中、メチエのパンにはそれが無く、したがって安心して食べられました。次は新丸子のお店まで行き、違う種類のパンを食べてみることにします。ポタリングの目的地としても手頃な距離だし、これから楽しみです。