Taylor714ceにD’Addario FOLK NYLON弦を張ってみた

昨年9月に購入した2009年製Taylor 714ce。約4ヶ月弾き続けた結果、元々良かった鳴りがさらに良くなり、ボリュームを制御して弾くのが大変なくらいに進化しました。弾き語りでは気持ちよくやれるのですが、何人かのバンド形式の中で弾くとこのギターの音が目立ち、場合によっては調和を乱す原因になることも。これはいけない!ということで、弦を替えてみたり薄いピックを使ってみたりしましたが、大きな改善は見られませんでした。

そんな折、クラシックギターのナイロン弦をあえて張ってみたらどうだろう?との提案を受け、面白そうだから試してみようと思いました。しかし、クラシックギターはエンドピンが無いので、そもそもクラシックギター用の弦をフォークギターに張ることはできません。ボールエンドのナイロン弦があればなぁ・・・とネットを探すと、複数のメーカーから同様のナイロン弦が発売されていることを知りました(ということは一定の需要があるのか?)。その中から、今回はダダリオのボールエンドナイロン弦 Folk Nylon EJ33 80/20 Bronze/Clear Nylon Treblesを購入して張り替えてみました。

D'Addario FOLK NYLON

低音弦はブロンズ巻

パッケージを開封すると、各弦が小袋に入り小分けにされてありました。4~6弦の低音弦はブロンズ巻となっています。すでに張り替えて使っているので使用感としての文章となりますが、フォスファーブロンズではないので煌びやか感は抑え気味。しかし1~3弦のような巻き無しのナイロン弦とは明らかに違うパワフルな音色が奏でられます。といってもスチール弦に比べたら遙かに優しい音色で、今回の自分の目的に合致した弦という印象です。

D'Addario FOLK NYLON

ナットの溝加工なしで取り付けられた

このナイロン弦に張り替えるにあたり、1つ心配だったのはナットの溝が弦に合うか?ということでした。これまで使っていたスチール弦(ライトゲージ)と、このダダリオのナイロン弦には次のような違いがあります。

スチール弦(ライトゲージ):(.012 .016 .024 .032 .042 .053)
ダダリオ製ナイロン弦   :(.028 .032 .040 .031 .037 .045)

つまり、ダダリオ製ナイロン弦の方が、1~3弦が太く、4~6弦は細い仕様になっています。

結果的に、ナットの溝加工無しで取り付けることができ、強めにピッキングしても特にビビり等の不具合も発生していません。厳密に言えば合っていないのでしょうけどね。この辺りは自己責任です。

D'Addario FOLK NYLON

D'Addario FOLK NYLON

とにかくチューニングが狂う!

ところで、ナイロン弦はスチール弦より伸びやすいとは聞いていましたが、ここまで違うものとは思っていませんでした。特に、張り替えて1週間くらいはスチール弦ではあり得ないレベルでチューニングが狂いました(1曲弾き終わる前にチューニングが狂う!)。弦を指で引っ張って強制的に伸ばし、ペグを巻いてチューニングし、また強制的に伸ばし・・・を散々繰り返し、約1ヶ月経ったいまになってやっと落ち着いてきました。

アコギ初心者はナイロン弦がいいかも?

アコギ初心者にとって最大の敵は、弦を押さえる方の指の先が痛くなることではないかと思います。その点、ナイロン弦なら指先が痛くなることなく練習を進められるはず。しかもスチール弦ほど大きな音は出ないので、日本の狭い住宅事情を鑑みると重宝される気がします。

まずはナイロン弦でコードを覚え、難関のFやBを弾けるようにして自信をつけることによって、最も重要なギターを弾くことの楽しさを知りましょう。指が痛いと苦痛ばっかりで全然楽しくないですからね。

バンド形式で弾くのが楽しみ

少々話が逸れましたが、このダダリオのナイロン弦を張ったTaylor 714ceでは、まだバンド形式での演奏機会に恵まれていません。音色が丸く”mellow”になり、音量も抑えられたことによって、バンド形式での演奏にどんな変化が生まれるのか楽しみです。ピックアップを通した音色もまだ未確認なので、それも早く確認したいところ。面白い続報があれば別記事で書き残したいと思います。

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