Escape Airでポタリング 多摩川の治水工事の進捗を勝手に見届けてきた

しばらく猛威をふるっていた花粉がようやく収まりつつあることと、文句のつけようがない晴天を良いことに、約2ヶ月ぶりにマスク無しでポタリングをしてきました。今日は二子玉川を起点に三軒茶屋を経由し、世田谷通りを登戸方面まで下り、少しだけ多摩川サイクリングロード(多摩川CR)に入って再び二子玉川まで戻るという約23kmのルートをゆっくり走ってきました。

多摩水道橋

あの樋門築造工事の進捗が気になる

多摩水道橋に思い入れがある人はあまり多くない気がしますが、僕の場合はここに来たら多摩川五反田川放水路樋門築造工事の進捗が気になって仕方ありません。以前、この辺りはサイクリストたちの休憩ポイントであり、猫の多生息ポイントでもありました。稲田多摩川公園ではゲートボールを楽しむ方々の姿も見られたものです(下の写真は2017年8月20日撮影)。

多摩水道橋より

上写真のとおり、2017年の夏はまだかろうじて河川敷の通行が可能で、緑もたくさんありました(稲田多摩川公園はもう無くなっていたけど)。それが今日行ってみると河川敷は通り抜けできなくなっており、緑の面積は縮小され、代わりに茶色い景色が幅を利かせていました(下写真)。

多摩川五反田川放水路樋門築造工事

多摩川五反田川放水路樋門築造工事

過去の記事で触れたとおり、多摩川五反田川放水路の目的は「五反田川の洪水全量を地下トンネルに流入させ、直接多摩川へ放流させることにより洪水被害を防ぐこと」なわけで、関係者にとっては重要な工事であることは間違いありません。しかし開発によって原風景が失われ、緑まで消滅してしまうのは今の時代において違和感を覚えます。工事終盤での植樹や公園の造成を切望します。たとえ人工的であっても、緑があった方が多摩川の景色は映えるので。

多摩川サイクリングロードの一部も工事中だった

樋門工事の進捗を見届けたあと、しばらく多摩川CRを走りました。すると東名高速道路の手前で通行止めの標識に遭遇。なにやら堤防を強くする工事が行われているとのことでした。

ポタリングマップ

多摩川サイクリングロード

工事区間は、より川岸に近いところに設けられた仮設道路を走ることになります。運良く前後に人がいなかったので写真を撮りました。どうせなら道幅をあと50cmくらい広くしてくれたらよかったんですけどね。新しい堤防の上に敷設されるであろう新しい多摩川CRこそ、道幅が拡張されたらいいなと思います。

多摩川サイクリングロード

「自然との調和」という愚説

そもそも「自然との調和」という言葉は100%人間目線であり、自然側にしてみれば「人間との調和」なんて望んでいないかもしれません。しかし、自然側に鬱陶しく思われたとしても、我々人間は安全な生活を得る手段として多摩川に手を加えざるを得ません。したがって「手の加え方」がとても重要になります。

2, 30年前に比べれば土木工事の工法は飛躍的に改善されました。しかしこのことを考えるとまだまだ改善の余地があります。原風景を残し、すべての動植物にとって損の無い盤石の工法が1日でも早く開発されることを期待します。

多摩川ノート 土手の草花

中本賢 北野書店 2016-04-01
売り上げランキング : 531570

by ヨメレバ

この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加