クランク周辺からの気になる異音はボルトの緩みが原因だった

Escape Air

公私でいろいろと忙しく、あっという間に過ぎ去った9月と10月。しかも雨の日も多く、気分的にもパッとしない2ヶ月でした。そして月が変わって11月。約1ヶ月ぶりに自転車に乗れる天気と時間に恵まれたので、先月判明したクランク周辺から聞こえる異音の原因を探りつつ、20kmほどポタリングしてきました。

探り探りのポタリング

ボルト&ナットの緩みを総チェック

「クランク周辺からの異音」でネット検索すると「ボトムブラケットが原因」とする記事がたくさんヒットしますが、僕の場合は2013年に購入してからそもそもボトムブラケットのベアリングが摩耗するほどの距離を乗っていないので、とにかくボルトやナット類の緩みが原因であろうと予想し、車体のほぼすべてのボルト&ナットについて緩みの有無をチェックしました。

車体の前方から順番に、ハンドル、グリップ、サドル、ペダルとチェックし、さて次は・・・と六角レンチにトルクをかけたところ、ついに緩み箇所を発見しました!

緩んでいたのはチェーンリングボルト

4本のチェーンリングボルトのうち、1本に緩みが発生していました。異音はクランク周辺から聞こえるのでクランク周辺が怪しいと思っていて、原因になり得そうな箇所としてチェーンリングボルトも疑っていましたが、まさに予想的中となりました。

カチカチ音の原因特定!

ただ厄介なことに、ボルトを増し締めすると裏側のナット(?)まで一緒に回ってしまい、完全に締め付けられない状態になっていました。工具を駆使して可能な範囲で増し締めしましたが、そのうちちゃんとしたものに交換したいところです。

なお、他のボルトやナット類に緩みはありませんでした。これで異音が消えることを祈りつつ、約1ヶ月ぶりのポタリングに出発しました。

見事に異音が消えた!

クランク周辺からのカチカチという異音はクランクを回したときだけ発生し、特に上り坂などでクランクに大きな力が加わったとき顕著に発生していました。ところが今日のポタリングではその異音が姿を現しませんでした。やはり犯人はチェーンリングボルトだったのです!

異音が聞こえないというのは精神衛生上とても価値のあることで、ストレスを感じないポタリングは大変に楽しいものでした。

それにしても、たった1本のボルトが少し緩んだだけで乗り手に大きなストレスを与えることになるのですね。自転車も人間の体も日々のメンテナンスが如何に重要かを再認識した次第です(その割にはチェーンやスプロケが激しく汚くてスミマセン)。

いつもの水門

しばらく様子を見ることに

忌々しい異音を抑えることはできたものの、緩んだチェーンリングボルトを完全に締め付けられない状態である以上は再発の可能性が大いに考えられます。場合によってはロックタイトの塗布も視野に入れつつしばらく様子を見て、異音が頻発するようならGIANTストアでチェーンリングボルトの交換を相談するつもりです。

今年も残すところあと2ヶ月。どれだけ自転車に乗れるか分かりませんが、その都度気をつけながら経過観察していきます。

 

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