根津、上野を散策 日本武尊から西郷隆盛まで日本の歴史を感じる

千駄木・谷中散策を玉林寺で終えた後、言問通りからの不忍通り経由で根津神社へ向かいました(詳細はウィキペディア参照)。つつじの名所だそうで一度見てみたいものですが、幸か不幸か祭事から外れたシーズンのため(お盆休みということもあってか)、人はまばらでストレスなく散策できたのはよかったです。

根津神社

楼門(重要文化財)

表参道の鳥居をくぐり入った広い境内では無数の蝉の声が鳴り響き、朝倉彫塑館で感じた「閑さや岩にしみ入る蝉の声」のような詫びさびとは真逆の様相でした。彼らの大音量に圧倒されながら歩を進めると、楼門が見えてきました。

根津神社

楼門は重要文化財に指定されている古い門で、根津神社のサイトによれば正面右側の随身は水戸光圀公がモデルと伝えられているそうです。

根津神社

拝殿(重要文化財)

楼門を抜けると拝殿が現れます。楼門も拝殿も数年前に大改修が行われたそうで、とても綺麗な状態でした。また、徳川(綱吉)による造営とのことで、色使いが日光東照宮のようでした(行ったことないけど)。

根津神社

せっかくだからお参りしようと順番を待つと、我々の直前でお賽銭の回収が始まりました。初めて見る光景に何かの縁を感じて気分が高揚したのも束の間、お賽銭が小銭ばかりであることに不景気を感じ、現実に引き戻されると共に冷静さを取り戻し、落ち着いた気持ちでお参りをしました。

根津神社

はん亭、森鴎外旧居跡

根津神社の参拝を終えたところで今回の谷根千散策はノルマ達成となり、このあとはいろいろあって町屋まで移動して散策の打ち上げをすることになっていました。ところがまだ時間があったので、はん亭森鴎外の旧居跡を見に行きました。

はん亭は、元々は下駄の爪皮屋として1912年に建設されましたが、1976年から串揚げ屋として営業しています。関東大震災にも戦争にも耐えたこの建物は、文化庁によって登録有形文化財に指定されています。いつかはん亭で串揚げを食べてみたいですね。

はん亭

はん亭

はん亭

森鴎外旧居跡は、現在の水月ホテル鷗外荘の敷地内に残されています。時間の都合もあって入館料を支払って中に入ることはしませんでしたが、外観から歴史を感じました。

鷗外荘

上野動物園、不忍池

町屋へ向かうべくさらに上野駅方面へ歩くと、上野動物園と不忍池にたどり着きました。上野動物園なんて小学校の修学旅行以来じゃないでしょうか。時間があれば入園してみたかったです。不忍池では5軒ほど屋台が出ていました。蓮の花も少しだけ咲いていました。

上野動物園

不忍池

上野公園で27年ぶりに西郷さんに再会

ここまで来たら西郷さんも見ておきたいので、さらに5分ほど歩いて上野公園にも行きました。西郷さんに会うのも小学校の修学旅行以来だと思うので、恐らく27年ぶりだと思います。

西郷さん

当時の記憶はほとんどありませんが、驚いたことが2つありました。1つは西郷さんの像ってこんなに小さかったかな?ということ。いや、十分大きいのですが、僕の記憶ではもっと大きい印象だったので意外でした。もう1つは、西郷さんの像の周辺がとても綺麗に整備されていたこと。27年前はお店などほとんど無かったような気がします(気のせい?)。

西郷さん

西郷さん

さいごうさん(3153)

彰義隊の墓

西郷さんとの再開を果たし、上野の駅へ向かおうとすると、今回ガイド役をしていただいた方から彰義隊の墓を教えてもらいました。彰義隊の墓は西郷さんの像の裏手にひっそりとありました。

彰義隊の墓

大政奉還後のゴタゴタが幕を下ろし、新しい時代が始まった背景には、明治新政府軍による彰義隊の討伐がありました。彰義隊は明治政府にとって賊軍でしたが、彼らは彼らなりに日本を良くしようと考えを持っていたに違いありません。歴史を語る上で彰義隊の存在を忘れてはなりません。それにしても「勝てば官軍、負ければ賊軍」ということわざは何という強引な理屈だろうかと改めて思いました。

ようやく町屋へ

やっとそれなりの時間になったので、京成上野駅から町屋駅へ向かいました。町屋では割烹居酒屋大内で打ち上げ。特筆すべきはお刺身で、どれも美味しいものでした(しかも安い!)。谷中を散策したので谷中生姜も頂きました。

割烹居酒屋 大内

割烹居酒屋 大内

割烹居酒屋 大内

初めての谷根千散策は6時間で18,000歩

大内のあとは地下のときわでもう少し飲みました。すると次第に体調に変化が。近年まれに見る長距離ウォーキングがボディーブローのように利いてきて、後半はひどい睡魔に襲われました。というわけで、お店の閉店時間に合わせ22時に解散となりました。

帰りは千代田線から半蔵門線の乗り換えは難なくこなすも、半蔵門線で爆睡してしまい、降りるはずの駅を3つも通り過ぎてしまいました。恐らくとどめを刺したのは大内で飲んだ澤乃井でしょう(東京観光をしたので、あえて東京の酒を飲んだわけです)。

半蔵門線名物

充実の10時間でした

12時に千駄木駅に集合してから22時に町屋駅で解散するまでの間、初めてずくしの充実した時間を過ごすことができました。一つ前の記事とここで書いた他にも、菊見せんべい総本店で煎餅を買ったり、芋甚で小倉アイスモナカを買って食べたりもしました。

谷根千は見るところがたくさんあって、もちろん今回の散策だけではすべて周り切れていませんが、徒歩で散策できる程度に観光スポットがまとまっているので初心者にもハードルが低いと思いました。だからこそ谷根千は人気があるのでしょうね。いつか自転車でも行ってみたいです。

谷根千ちいさなお店散歩

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