「クロスバイクを買うとロードバイクが欲しくなるよ」という謎の価値観

自転車好きの人にクロスバイクに乗っていることを話すと、たまに「そのうちロードバイクが欲しくなるよ」とか「最初からロード買えば良かったのに!」とか言われるのですが、僕はまったくそう思わないので謎の価値観を押しつけられるのが鬱陶しくてたまりません

なぜクロスバイクに乗っている人全員がロードバイクに移行すると思うのでしょうか?「ロードバイクの方がクロスバイクより上」みたいな考え方が理解できません。一番呆れるのは自転車屋の店員による「どうせすぐにロードが欲しくなりますよ」的なバカ発言。お前は俺の何を知っているのか!と問い詰めたくなります(それでも自転車屋か!とも言いたくなる)。

ロードバイクは否定しないし、むしろ乗ってみたいと思います。しかし欲しいと思わない。その理由をここにまとめます。

二ヶ領宿河原堰

理由1:管理できない

僕がロードバイクを欲しいと思わない最大の理由がこれです。自分の現状を客観視すると、「僕はロードバイクを管理できない」ということに気づきます。

自宅の事情で屋内管理ができないので、常に屋外の共同駐輪場に駐輪することになります。5万円そこそこのEscape Airでさえ日々盗難が心配なのだから、10万円以上もするロードバイクなんてガラスのハートでは絶対に無理(値段の問題ではないけど例として分かりやすいかなと思って敢えて書いています)。これは出先でも同じことで、駐輪した自転車が心配で他のことを楽しめないだろうと容易に想像がつきます。そんな人間はロードバイクに乗る資格はないでしょう。

理由2:そもそもの価値観が違う

僕がなぜロードバイクではなくクロスバイクを選んだかというと、ママチャリよりは速く(早く)、そして遠くへ行け、街乗りではママチャリ的な用途にも耐える自転車がほしかったからです。この価値観はクロスバイクを買ってから3年以上経った今でも変わりません。Tシャツ&ハーフパンツでリュックを背負い、普段着のままロードバイクに乗ってマルエツへ行っても別にいいですが、僕は嫌です

理由3:未舗装路でも気にせず走りたい

これは「理由2」と少し被る気もしますが重要なので書きます。例えば多摩川サイクリングロード(多摩サイ)には未舗装路が結構あるし、舗装路に並行する未舗装路は空いているので走りたくなります。それに多摩サイの未舗装路沿いには写真撮影スポットも多々あるので惹かれます(花とか水門とか)。こんなとき、ロードバイクよりクロスバイクの方が戦力になるのは明白。もちろんMTBほどガンガン走るのは気が引けるけど、28Cのタイヤは想像以上に頑張ってくれます。

二ヶ領上河原堰堤

ロードとクロスは別物

ロードとクロスにはそれぞれ長所と短所があるし、格上とか格下とかではなく、別物として扱われる世の中になってほしいと切に願います。クロスを経てロードへ移行する人がいれば、そうじゃない人もいる。そんなの当たり前ですよね。

最悪なのは周りの意見に流されて高いロードを買ってしまうケース。そんな買い方をした結果、盗難が怖くて満足に乗れなかったり、自分のライフスタイルに合わなかったりしたら不幸になるだけです。もしかしたらロードもクロスも不要で、ママチャリや電動アシスト自転車の方が合っているかもしれないじゃないですか。本当に必要な自転車は何なのかをしっかり考えてから行動に移すことが重要!と、お節介を承知の上で言っておきます。

六郷水門と共に

いま乗りたいのはこれ!

そんな僕がいま乗りたいのは、やはりロードではありません。クロスバイクならGIANTのGRAVIER。この太いタイヤで舗装路も未舗装路もパワフルに走ってみたいです。で、実は折りたたみ式自転車にも興味があって、例えばDAHON(ダホン)なんて良さそうだなと思っています。特にBoardwalk D7は最高にカッコイイ。こんな自転車で輪行できたら、また新しい自転車の楽しみを知ることになるでしょう!

謎の価値観に騙されるな

クロスバイクに乗り始めて3年以上経ってもロードバイクが欲しいと思わない人もいます。これからクロスバイクに乗ってみたいと思っている方は、くれぐれも諸先輩方による謎の価値観に騙されないよう気をつけてください。そしてロードにしろクロスにしろ、周囲の意見に流されることなく、最終的には自分で出した答えに納得してから買いましょう。

価格.com
by カエレバ